暮らす豆

ゆるい日記など

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

だめモード

11/29 人生のこと何も考えたくないなと思いながら人生は続く。ちっとも速度をゆるめてくれない。 昔からの知り合いを大事にしたいのに、ずっと自分の殻にこもっていたい期間が来てしまった。誰も自分のこと知らないところに行きてー、などと思う。思うだけ。…

整うことのないベッドと生活

久々に日記らしい日記を。 11/24 今日は朝から美容院に行った。外に出ると、空気がすっかり冬だ!小学校時代のマラソン大会の練習を思い出す。あれ、大嫌いだった。髪はしっかりばっさり切ってもらった。普段自分では絶対やらない(できない)けど、アイロンを…

甘い蜜吸いたい

11/16-18 何かになりきる習慣、第2弾。 今日は信号待ちしている間、道路の端っこに落ちている葉っぱのかけらになりきった。 ビルによって切り取られた青い空がただ広がっている視界。車が近くを通り過ぎるたび、はたはたと揺れる身体。揺れるだけ。本当に揺…

丸く掃かれた四角い部屋

11/13 ふと思いついて、今日からある試みを始めることにした。 1日数分だけ、目の前に見えるモノの気持ちに全力でなりきってみる。 今日はトイレの脇に置かれている、掃除用ブラシになりきってみた。 選んだ理由は、絶望のあまり職場のトイレの床に座り込ん…

生きづらい生きもの

11/8駅のホームから改札を目指す。お決まりの案内音声は「ぴぃん、ぽぉん」といった具合、少し嫌味を感じさせる程度には長い。ひとり歩きながら、数時間前の両親との会話を思い出す。そういえば、今の仕事は早くやめた方がいいと言ってくれはしたけど、次に…

なんの前触れもなくチョコレートをもらった話

なんの前触れもなくチョコレートをもらった。 コンビニで買えるけどちょっと高くてお洒落な、自分では買わないチョコレートだ。 何せ気の置けない間柄なので私はごく普通に戸惑い、慌ててしまった。なんか貸しあったっけ? 別にないよ、と言われた。今日仕事…

橙色

11/5 たった3分待てば電車がホームに滑り込んできて、私はどこへだって行ける。膝に手をやると、どこまでもすべらかなストッキングの感触が恨めしい。 早い方に乗って悪いことはないのに、なぜか急行を選ばず各駅停車に乗ってしまうことがある。不思議とそう…

木立と湖

11/3 本当に全然その気がないのに、ホームに滑り込む電車の音を聞いて、あ、飛び込む?と思ってしまった。いや、何? きっと今の私は冷たい湖に足首だけ浸して、その心地よさに魅了されている。全身を水に沈めるとなると、また話は変わってくる。 でも本当は…

まっすぐな目

『汚れ続けることでしか満たされないのを笑わないでね』 -the cabs「わたしたちの失敗」 やたらに共感を煽ってファンを効率よく獲得しようとする音楽が好きではない。なぜなら音楽を手段として使っているように感じられてしまうから。 音楽の主役はあくまで…