甘い蜜吸いたい
11/16-18
何かになりきる習慣、第2弾。
今日は信号待ちしている間、道路の端っこに落ちている葉っぱのかけらになりきった。
ビルによって切り取られた青い空がただ広がっている視界。車が近くを通り過ぎるたび、はたはたと揺れる身体。揺れるだけ。本当に揺れるだけ!
帰り道同じ道を通ったけど、当然そこに葉っぱのかけらはなかった。
スーツの裾からのぞく同僚の足首、血管の川がくるぶしで綺麗な二股に分かれていて、ちょっとドキッとする。結構疲れている。
駅の連絡通路でちょっとくらっときて、まるで白っぽい風景がずっと続くかのように錯覚した。
最寄駅のひとつ手前で降りて歩いてやろうかと思ったけど、かかとが靴擦れぎみなので断念。私はどうしてこんなにすぐ靴擦れしてしまうんだろうか。絶対に靴擦れしない靴がほしい、たとえばひんやりしたジェルで出来てるとか。雲みたいに捉えどころがなくふわふわしてるとか。
数日前から急に仕事を頑張れなくなってしまった。頑張れないというか、気持ちが緩んでいるわけではないのに、なぜか日が沈むと何も頭に浮かばず、手がまったく動かない!日が短くなり始めているというのに。
私は自分について一番詳しい人、自分を一番甘やかせる人になりたい。だって私の人生、周りに優しくされてばかりで、人から優しくされることのありがたさも息苦しさも、よく分かるから。
だから、誰にも負けないくらい自分を甘やかしてやる。自分が一番望むものを迷わずに与えてやる。それが罪悪感を感じずに生きるための唯一の道なので!
大好きな場所でたっぷり時間を過ごした。自分を甘やかすことは堕落とイコールではないはず。ちゃんと前に進む!