暮らす豆

ゆるい日記など

夢を創る

7/30

木曜日。最高の日だった!

 

 

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私は幼い頃から東京ディズニーリゾート、特にディズニーシーが大好きだ。今でも日本全体で上位40%に入るくらいは(前述の通り)好きなはず。首都圏に住んでおり、なおかつ両親共にそこそこディズニーが好きだったので、そうなるのも自然なことだったかもしれない。

そうでない人からしたら一緒に見えるのかもしれないが、ディズニーが好きな人には実はいろいろ種類がある。ショーを見るのが好きな人。キャラクターと会うのが好きな人。などなど。

そして私は何が好きなのかというと、アトラクション(乗り物)とパーク内BGMだ。

アトラクションが好きって、それディズニーじゃなくてもいいんじゃない?と思うだろうか。とんでもない。私はアトラクションに秘められたストーリー、待機列に置かれている雰囲気づくりのアイテムたち、それらを含めてアトラクションが大好きなのだ。

例えばタワー・オブ・テラー。絶叫系アトラクションとして不動の人気を誇っているが、元々は悪名高い大富豪・ハイタワー3世が所有していたホテルだ。待機場所となっているのはハイタワー3世の過去の冒険を描いた絵がいくつも飾られている、ホテルのロビー。だが輝かしい成功を描いた絵とは対照的に、ロビーに置かれた植物は枯れてみすぼらしい姿になってしまっている。彼に一体何が起こったというのだろう?…

このように、待機列に並び始めた瞬間からアトラクションは始まっている。その世界を形作っているアイテムを見つけるのがとにかく楽しい。楽しい!

 


どうしてこんな話をしたかというと、実は今日久しぶりにディズニーシーに行ってきたのだ。

アトラクションにたくさん乗って、大好きな世界を一身に浴びることができて本当に幸せな1日だった。

アトラクション待機列は当然密になってしまうので、屋外に列を伸ばしていたのが印象的だった。キャストさんが終始列の整理をしていてすごかった、大変だなあ…

というわけで今日は待機列に用意されている各アトラクション独自の世界を十分に堪能することはできなかったけど、代わりにパーク内をいつもとは違う視点で眺めることができた。

パーク内を歩くとき、人は自然と早足になる。でも列に並びながらパーク内を歩くことで、今までとは全く違った景色を見つけることができた。

 

 

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この屋根が好きで、来るたびに毎度写真を撮っている。

ただ、今まではずっと正面から見上げる形で写真におさめていた。ちょっと視点を変えるだけでこんなに近くからこの屋根を撮れるなんて!気付きそうで気付かなかった。見上げていた時より色の分かれ目がはっきりと分かる。

 

 

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タワテラ前の広場。建物にうっすら「TRAGEDY(悲劇)」「ART」と書いてあるのが見える。他にもCOMEDYと書いてある建物を見つけた。列に並んでいたので時間がなくて全部は見られなかったのが悔しい。絶対に意味がある気がする!今まではほとんど通り過ぎるだけだったのでこれも気がつかなかった。

 


少なく見積もっても20回は来ているはずだけど、何回行っても毎度新しい発見がある。

そしてそれらは大抵偶然の産物ではなく、きちんと意味があって仕組まれたものだ。なぜならディズニーリゾートは、人工の夢の国だから。

「人工」と聞くといい印象を受けないかもしれないが、ぱっと見ただけでは分からない細部にまでこだわって工夫を凝らし、物語に沿った世界を作り上げていく人たち、めちゃくちゃカッコよくないですか?というわけで私はやっぱり、ディズニーが好き。

 


余談。

ディズニーには久しぶりに会う友達と行ったけど、死ぬほどお喋りしたためにすべての待機列が5分ほどに感じた。

毎日会える関係ではなくなったからこそ友達が大事だし、なんだかんだ心の拠り所になっている。

ひとりで生きるの楽しい!と意固地になりすぎてはいけない、会いたいと思った人には素直に会った方がいいな。このご時世では簡単なこととは言えないけど。