暮らす豆

ゆるい日記など

題をつけるまでもない

7/29

水曜日。久々にたくさん残業した。

 


頑張れなくなってしまったことに誰も気づかないのが滑稽だ。と毎日思う。

私の中で全てがぷっつり切れて、ああもう気を利かして前のめりに仕事をしようなんて2度と思わないようにしよう、と思ったのが確か2月。あれから半年近く経っているのに、誰もそのことに気がつかない。それまで以上に意識してプライベートと仕事を分けているうち、下手くそな建前もペラペラ口から再生されるようになったからだろうか。

会社の人はすごく仕事ができて、尊敬できる人ばかりだ。だからか私のやる気のなさが誰にも気づかれないというこの状況に対し、背徳感?快感?のようなものを覚えてしまっている自分がいる。でも、こういう汚い部分を暴かれたら私はきっと壊れてしまうだろう。やる気の低下、下手くそな建前、背徳感、そしてまたやる気の低下。このループは永遠に続くように思えてしまう。

今書いていて、親に隠れて悪いことをする思春期の子どものようで悲しくなってしまった。反抗期らしい反抗期がなかった私だが、ひょっとして今がそうなんだろうか。

 


辺りが明るい時は、目を凝らすだけで雨の軌跡を確認できるのがいい。今朝の霧雨はあまりに軽すぎて、雪のようにふわふわと舞っていた。飽きずに眺めているうち本降りになってきたので、早足で目的地へと向かう。