また会えるよ
音楽とか川とか季節とか電車の外を流れる風景とか、つまりは、流れていくものが好きだ。
ひとところにとどまらず形を持たず、境界があいまいなようできちんと区切られていて、それでも掬い上げようとするときちんとこぼれ落ちてくれる、そんなものが好きだ。
これは、前から思っていること。
最近思うのは、書くこともまたひとつの流れだ、ということ。
こういうことを書こう、こんなことを伝えよう、そんな事前の決めごとは大概どこかに押し出されていって、書き終わる頃には小さくなっている。川に削られた石みたいだね。
私の文章がどこに着地するのか私は知らなくて、それを眺めているときは、いつも楽しい。
🌷
外に出たら夜なのにあったかくて、ま〜た浮かれてイマジナリー春を生み出してしまったか! と思った。本当に気温が高かったのを知って、少し残念だった。なんで?