暮らす豆

ゆるい日記など

不必要な笑顔

8/3

月曜日。笑ってしまうくらい普通に生きている。

 


泥のように1日を過ごしても、次の日にはまるでまともな人間であるかのような顔をして生きられる。それが人間でありそれが私!

と思っていたら「顔色悪くない?」と声をかけられた。やはり寝不足は身体に良くないらしい。

 


電車通勤というやつはとても愉快だ。私たちはみな、銀色の箱に乗りさえすれば自動的に会社のある駅まで輸送される。実際はその駅を選んで電車に乗っているはずだが、毎日乗っているとそんなことは忘れてしまう。心ここにあらずの状態でも、会社に隕石が落ちればいいと思うくらい出勤が億劫でも、気がつけばきちんと目的の駅に辿り着く。そのうち自分に意思がなくなったように、ただの荷物になったように思えてくる。その感覚が意外と嫌いではない。

 


最近ずっと髪が短い。明日、さらに短くしに行くつもりだ。髪が短いと楽だし、コンディショナーの減りが遅いし、女でい過ぎなくてもいいということを折に触れて思い出せる。まあ限りなく女に近いかもしれないけど、だからって100%そうであるとは言えないよね、みたいな。

昔から髪が短くて性格もボーイッシュな子に密かな憧れがあった。髪を切ったところで、私はちっともボーイッシュにはなれない。だけど今でも憧れてる女の人はみんな髪が短くて、みんなボーイッシュ。カッコいい。自分がそうはなれないからこその憧れ。